本圏域は、昭和45年に奥能登広域市町村圏協議会を設置して以来、日常生活圏の拡大に対応した広域ネットワークの整備、共同処理システムの形成などの地域社会づくりを目指してまいりました。
現在、2市2町(
輪島市、
珠洲市、
能登町、
穴水町
)の構成で、1,000平方キロメートルを超える広大な圏域面積ではありますが、密接な連携のもと一体的な発展を目指し、広域行政を推進しています。
能登空港(愛称:のと里山空港)の開港(2003年7月7日)、能越自動車道の七尾氷見間の全線開通(2015年2月28日)、北陸新幹線の金沢開業(2015年3月14日)などの交通網が整備され、日本各地との時間距離は大きく短縮されました。
少子高齢化など地域を取り巻く環境は厳しいものがありますが、ユネスコの無形文化遺産に登録された農耕儀礼「奥能登のあえのこと」、来訪神 仮面・仮装「能登のアマメハギ」、世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」、文化庁の日本遺産に認定された「灯(あか)り舞う半島能登~熱狂のキリコ祭り~」などを活用し、圏域市町の一層の連携と協調のもと、「活力あふれる奥能登広域圏」を目指して取り組んでいるところです。
今後とも限りないご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
奥能登広域圏事務組合
組合長