◆位置及び地勢◆
本圏域は、本州の日本海側中央部に突出した能登半島の最北部に位置し、東西約60km、南北約40kmを擁し、圏域面積約1,130km2は石川県の全面積の約27%を占め、南東側陸域は七尾市、南西側陸域は羽咋郡市広域圏に接し、県都金沢市へは約100kmの距離にある。また、平成15年7月に圏域のほぼ中央部に能登空港が開港し、東京便1日2往復が就航している。
陸地は、新第三紀洪積層の地質からなり、低くなだらかな丘陵地や海岸段丘が形成されている。延長約200kmに及ぶ海岸線は、富山湾に面する東側はリアス式海岸で「内浦」と称され、西・北側は比較的急峻な山地が迫り「外浦」と称されている。一体に山は低いが、丘陵地を小河川が日本海へ樹枝状に走り、谷を刻み細やかな地形を造っている。
◆沿革◆
古くは日本海をはさんで大陸文化と交流があったといわれ、近世においては、日本海各地を往来する北前船の寄港地となり、日本海交通の要衝として物資の交流を通して文化的影響を受けた。
江戸時代には加賀藩前田家所領に属し、明治以後石川県となり、そのうちの鳳至郡・珠洲郡が本圏域である。
◆市町別の人口及び面積◆
□ 人口、世帯数及び面積
市町名 |
人 口(人) |
世帯数(戸) |
面 積(Ku) |
備 考 |
輪島市 |
24,608 |
10,208 |
426.32 |
|
珠洲市 |
12,929 |
5,517 |
247.20 |
|
能登町 |
15,687 |
6,458 |
273.27 |
|
穴水町 |
7,890 |
3,288 |
183.21 |
|
計 |
61,114 |
25,471 |
1,130.00 |
|
※ 人口・世帯数は、令和2年国勢調査(令和3年11月30日確定値)
※ 面積は、令和3年4月現在(国土地理院:一部境界未定有り)
□ 圏域の人口及び世帯数の推移
区 分 |
人 口(人) |
増減(%) |
世帯数(戸) |
増減(%) |
備 考 |
平成12年 |
89,323 |
|
30,464 |
|
|
平成17年 |
83,214 |
△ 6.84 |
29,865 |
△ 1.97 |
|
平成22年 |
75,458 |
△ 9.32 |
28,617 |
△ 4.18 |
|
平成27年 |
68,195 |
△ 9.63 |
26,875 |
△ 6.09 |
|
令和 2年 |
61,114 |
△ 10.38 |
25,471 |
△ 5.22 |
|
※ 令和2年の人口・世帯数は、令和2年国勢調査(令和3年11月30日確定値)